日本心理臨床学会第41回大会での自主シンポジウム開催について

この度、昨年度に続いて、日本心理臨床学会第41回大会におきまして自主シンポジウム開催することとなりました。

日本心理臨床学会会員限定のシンポジウムではありますが、心理職の学会員の皆様、学会員の先生方の職場にいらっしゃる心理職の皆様に広くご参加をお願いしたく、ご案内させていただきます。大変お忙しいところお手数おかけいたしますが、ご案内よろしくお願いいたします。

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日時:2022年9月11日(日)10:00~12:00
場所:日本心理臨床学会第41回大会webサイト内(日本心理臨床学会学会員限定)
https://www.ajcp.info/
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小児医療・療育の現場で働く心理職のためのミニマルエッセンスその2
―療育における心理職の仕事始め―

企画者:松嵜くみ子(跡見学園女子大学)永田雅子(名古屋大学)
海野千畝子(兵庫教育大学)万代ツルエ(浜松市子どものこころの診療所)
丹羽早智子(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院)
田中順子(埼玉医科大学病院)

司会者:丹羽早智子田中順子

話題提供者:惠良美津子(横須賀市療育相談センター)「現場を知る」
川合明日香(大垣市民病院)「子どもと家族のアセスメント」
新美恵里子(豊田市こども発達センター)「親面接家族支援」

指定討論者:広瀬宏之(横須賀市療育相談センター)
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小児医療・療育の現場で公認心理師の資格を持った心理職の活躍が始まっている。
小児科・精神科・心療内科・神経内科などに加え、慢性疾患や悪性疾患、救急医療、終末期医療など、診療科に限定されず、多岐にわたって心理的評価や支援が求められる。
近年、小児医療・療育を利用する子どもとその家族にとって、身体的な改善のみならず、心理・社会的な支援の重要性が増し、より良いサービスの提供に向けて様々な改革が進められている。
心理職が医療・療育チームの一員として機能するためには、心理的アセスメント、心理的支援、コンサルテーション、教育・研究といった心理の専門性に加え、医学、医療、医療制度に関する知識、他職種の専門性を知り、連携・協働を実践することのできるコミュニケーションの力も必要である。
小児医療・療育において心理・社会的なサービスに関する知識・技術・態度を系統的に学び、社会に貢献できる、ある一定の力量を持った心理職を育てることは喫緊の課題である。前回のシンポジウムでは、小児医療の現場で初めて
働く心理職を想定し、現場に出る前に基本的に身につけておきたい重要なポイントや心得を議論した。
今回のシンポジウムでは、療育の現場で初めて働く心理職を想定した企画とした。
主な内容は、療育の「現場を知る」こと、よく使われる心理アセスメントと結果のフィードバック、個別面接、親面接、家族面接、などの心理支援をとりあげる。駆け出しの方も、中堅の方も、重鎮の方も現場での困り感、相談したいことなどを持ち寄り、より良い心理支援の在り方を共有できたらと思います。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

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